日本の元気を取り戻す一つの方法として、「一億二千万人総登山者化計画」を考えました。その実際行動の提案が「みんなで登ろう、ぼくのふるさと八百名山」です。日本中の人たちに山登りをお勧めするのに、百や二百の山では足りません。末広がりの目出たさも頭の片隅に意識して、八百名山を選びたいと思った訳です。

　人は、日常生活の中で自我が働き生命ｴﾈﾙｷﾞｰを消耗しています。　「山はｽﾄﾚｽ解消になっていい。」とはよく交わされる会話ですが、　それは生命ｴﾈﾙｷﾞｰが補充された結果、といってよく、だから山から帰って来た翌日は元気いっぱいなんですね。

　山っていうのは、都会じゃあない、非日常の世界です。　だから、山に縁がない人達は怖いと感じている人もいるし、つまんないと思っている人もいます。　でも、「そうじゃないんだよ！楽しいよ！子供も大人もみ〜んな、山に登りにいって元気いっぱいになろう！」　と声を大にして呼びかけましょう。　

　ふるさと八百名山は、日本全国の各県から17山を選定し、登り易さ、親しみ易さを選定条件の基本にします。深田百名山については、知名度が充分過ぎる山々なので、八百山から除きます。それに1山でも多く、無名の山をｱｯﾋﾟｰﾙできたらいいなという思いもあるのです。展望や登山道の雰囲気、ｱﾌﾟﾛｰﾁし易さ、周辺の楽しみ、温泉・美術館・旨いもんとかもあったらいいなぁ〜。情実あり・ｼﾞｮｰｸありでもいいでしょう。17山が県内にﾊﾞﾗﾝｽ良く並ぶように考えています。

　山好きは誰もがご贔屓の山を持っていて、民主的にｺﾄを運ぼうとするとなかなか纏まりません。最終的には「ぼくの」として、「ふるさと八百名山」を選定し紹介したいと考えていますが、みなさんのご協力を頂いて八百名山を選定し、一億二千万人にお声掛けして、片っ端から登って行きたいと考えています。

　皆さんお住まいの推薦したい山をお知らせいただくと、幸いです。　よろしくお願いします。